田舎暮らし(南あわじ市)で暮らす8箇条

「田舎暮らし」は、のんびりと自由な暮らしができると思いを馳せるのも楽しいものですが、交通インフラや娯楽施設などはあまり整備されておらず、実際は都会の生活と勝手が違うことがたくさんあり、イメージだけで移住されると理想と現実のギャップに困惑されることと思います。
しかし、田舎では、都会にはない豊かな自然や豊富な食材、伝統文化や歴史が多く残っており、心豊かな癒しの時間を過ごすこともできます。
そこで、南あわじ市での田舎暮らしをはじめる前に、知っていてほしいことを「田舎暮らし8か条」としてまとめてみました。

【南あわじ市で暮らす 田舎暮らし8か条】

  • 第1条 まずはご相談を!

    どの地域で、どんな暮らし方をしたいのか、生業はどうするのか、などのアウトラインが決まったら、まずは相談してください。その際、行政などの公的機関、NPOや相談窓口、移住の先人たちにお話を聞き、本音を知ることも参考にしてください。

  • 第2条 田舎暮らしに自動車は必須

    淡路島には電車が存在しないため、便利な暮らしをする上で自動車は必須となります。
    路線バスや市のコミュニティバス「らんらんバス」が走っていますが、大都市のような充実した路線数やダイヤでないため、自分時間で行動する場合は自動車が必須です。

  • 第3条 田舎ならではの仕事は本気で!

    南あわじ市には農林水産業など田舎ならではの仕事が多くあります。「田舎で農業をしたい」場合、本格的に農業をするなら、まずは南あわじ市農林水産課やひょうご就農支援センターへの相談をオススメします。また、漁業など自然を相手にした仕事も、日本の将来のためにぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

  • 第4条 仕事を決めてからの移住が堅実

    淡路島の雇用情勢は都市部と比較して十分とは言えません。先にハローワークなどで就きたい求人があるかを下調べすることをオススメします。移住してきてから仕事を探す場合は、十分その期間を取っておきましょう。

  • 第5条 物件探しは現地に足を運びましょう

    物件を決める際、”百聞は一見に如かず”のことわざどおり、現地に足を運び、自分の目で見て気に入った物件を探し、周りの環境や地域の事を知った上で決めるのが賢明でしょう。
    インターネットに掲載されている不動産物件を見ただけで決めることは極力避けましょう。

  • 第6条 家庭菜園は30坪で充分

    物件探しの際、畑がついていることを条件にあげられる方がいらっしゃいます。高齢化により休耕している田畑はたくさんありますので、まずは地域に溶け込んでから休耕している田畑の一部を借りても遅くありません。家庭菜園は30坪(100m2)が目安です。

  • 第7条 田舎は人との付き合いが肝要

    田舎は都会とは全く異なり、近所を始め、濃密な人間関係があります。”山の中で一人暮らし”は、ほぼ不可能です。地域によって「道づくり」などの共同作業の出役がある地域も数多くあり、地区費など集金がある場合もあります。地域の行事はできるだけ参加するようにしたいものです。

  • 第8条 お試しで暮らそう!

    淡路島と一口で言っても、地域・集落によって雰囲気や移住者に対する受け入れ方は大きく違います。最初から永住の地と決めてしまわず、まずは週末滞在や二地域居住、またはアパートや借家に住み、希望のライフスタイルを実現できる地域を時間をかけて探すこともオススメの方法です。