FILE

岡部裕人

Iターン

出身地:埼玉県鴻巣市

所属課:ふるさと創生課

活動分野:阿万(あま)地区の空き家対策、移住促進、地域活性化、パラスポーツの推進

活動開始月:2023年10月

阿万地区の皆さんが「今後も住み続けたい」と思ってもらえるように

Q1 地域おこし協力隊に応募した理由は

以前は東京で会社員として働いていました。転職を考えていた時に知人が南あわじ市に住んでいたこと、実際に阿万地区を訪れて地域の皆さんの人柄に惚れたこと、島暮らしに魅力を感じたこと、その3つが重なり、移住して地域おこし協力隊になろうと思い、応募しました。

Q2 南あわじ市の魅力、移住して良かったことは

自然の美しさと人が魅力的です。自然が好きな私にとって、美しい海と山々に囲まれた環境で四季折々の風景が楽しめることは、本当に贅沢です。特に私の住んでいる阿万地区は自然がとても豊かなので、大好きです。
そして南あわじ市の皆さんは温かく、人情味がある人が多いと感じます。地域の繋がりも強く、困ったことがあったら助けてくれるので、安心して暮らせます。

Q3 移住前に不安だったことは

移住前に不安だったことは特にありません。移住前に阿万地区を訪れて、地域の方を紹介してもらったり、事前に下調べをしたりしていたので、住む場所のイメージはついていました。また、定期的に移住者交流会もあるということで、繋がりはそこで作れると思っていたので不安なことはありませんでした。むしろ20代で島暮らしに挑戦できるのはワクワクしかなかったです。
実際に移住して、少し戸惑うこともありましたが、地域の皆さんが温かく迎え入れてくださったので、楽しく生活させていただいています。

Q4 地域おこし協力隊の活動内容は

阿万地区で4点を軸に活動しています。
①地域活性化を目的としたイベントの開催やお手伝い②空き家問題に対するアプローチ③移住・定住の促進④卓球バレーなどのパラスポーツ推進
活動内容は多岐に渡りますが、阿万地区はイベントや地域コミュニティ活動が活発なので、協力隊としてもやりがいを感じています。その他には、阿万小学校の子どもたちに絵本の読み聞かせや、アフタースクールの先生も行っています。

Q5 休日の過ごしかたは

休日はランニングやジムで体を動かし、サウナに行きます。そのほかにも、好きなドラマや映画を観たり、ショッピングに行ったりと自分の好きなことをして過ごしています。

Q6 今後の目標は

自分の地区を好きになってもらえることが、私が思う「地域おこし」です。これまで協力隊の活動を通して多くのことを経験させていただき、阿万地区を知ることが出来ました。これからは自分が持っているものや活動で得られた学びを地域に還元していきたいと思っています。
具体的には、阿万の皆さんが感じている課題を見つけ、解決策を考えるなど、より地域の内側に目を向けて活動していく予定です。将来的には阿万地区の課題を解決できるようなサービスを考案できればいいなと思っています。卒隊後は定住を目標としていますが、具体的に何をしていくかは考え中なので、そこは今後突き詰めていきたいです。

Q7 田舎暮らしを考える人へのメッセージ

事前に下調べをして、自分に合う環境を見つけることが大切だと思います。
自分が思い描く理想の田舎暮らしが本当に実現できるのか、現地に行って、人と会って、五感で感じてみるのもいいかもしれません。
都会の便利さとは異なる生活スタイルに慣れるまで時間はかかるかもしれませんが、都会では経験できないようなことも沢山ありますよ。

阿万(あま)地区紹介
南あわじ市の南端に位置し、海と山に囲まれた地域です。鳴門海峡の潮流にもまれた魚介類の味は格別で、吹上浜沖で獲れる砂地ダコは有名です。
酪農も盛んで、冬でも温暖な気候を利用した耕畜連携の三毛作農業は、市が日本農業遺産を取得できた礎であり、たまねぎとレタスの生産高は全国有数を誇っています。
春の亀岡八幡宮春季例大祭で奉納される、阿万節で有名な「だんじり唄」は圧巻で、初夏の十七夜、アマプロジェクト花火大会、秋の芸能発表会、スポーツ大会など年間を通して様々な行事にも力を入れており、地域の交流も盛んです。

阿万地区ホームページ

https://www.xn--l8j1bujr47igtfjjro16g.com/