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岩本亀吉さん
幸代さん
Iターン(2017年1月)
前住所:東大阪市
出身地:亀吉さん 大阪市、幸代さん 寝屋川市
現住所:南あわじ市
家族:夫婦
淡路島はハワイに似てるんです
Q1 田舎暮らしを考えたきっかけ
幸代:昨年(2016年)の夏にテレビの田舎暮らしのコーナーを観て、将来、大阪を離れて、いわゆる田舎といわれるような静かなまちで老後を過ごせればと思ったんです。
亀吉:私は大阪を離れることは考えていなかったのですが、「移住」ということに抵抗はなかったので、そういうことになれば、親や子供がいる大阪から比較的近いということと、大好きな海を感じながら暮らせる淡路島が良いと思いました。
幸代:そんな話をするうちに、お互いなんとなくインターネットで淡路島の物件を検索するようになり、私も主人も南あわじ市のこの家を偶然見つけ、二人とも一目惚れしたんです。子供たちは独立しているし、主人はシニア世代に突入する年齢。移住を思いとどまる理由がなく、それどころか今この家を諦めたら一生後悔すると思い、即購入そして移住を決めました。その間、わずか半年です。 笑
Q2 南あわじ市の魅力・移住してよかったこと
幸代:ハワイが大好きなんですよ。夫婦で初めて行った、ストレスフリーなハワイに魅了されたんです。大阪ではハワイ島のカウコーヒーをメインにしたカフェを運営していました。常夏の開放感、空や海の青さ、花々の香り、人も時間もゆっくりしていて心が落ち着く、それは淡路島にも通じています。
亀吉:歩いていると、「こんにちは」って声をかけてくれて、はじめは知ってる人かと思っていたんですけど、知らない人も挨拶してくれますね。笑 近くに中学校があるのでブラスバンドの音色が聞こえてくるのも活気があっていいですね。
幸代:主人はよく歩いて国民宿舎「慶野松原荘」の温泉に行ったりしています。スーパーに行くのも歩いて行きます。車で行くこともありますが、駐車場が無料なのもいいですね。こちらに来るまでは、特産品は玉ねぎしか知らなかったんですけど、食べ物がどれも美味しくてこちらで行ったお店でハズレたことはないですね。移住してきてまだ1ケ月なので、知らないことだらけの淡路島のこれからが楽しみです。笑
Q3 移住前に不安だったこと・移住して苦労したこと
幸代:移住前に何かに対して不安に思うことはなかったですね。移住してから、家が海の近くなので、冬は海風が台風並みにすごいと知りました。あとはゴミ出しは指定袋があるのとゴミステーションまで持っていかなくてはいけないことくらいかな。スーパーやお店が意外と多くて不便はないです。
Q4 これからのお仕事
幸代:今はまだ観光客気分でのんびりしていますが、私体型(笑)のぽっちゃりな人にオシャレを楽しんでもらいたいという想いから、自宅とインターネットで、 海外で買い付けた大きなサイズのレディース服の販売を予定しています。他にも南あわじ市の野菜をテーマにしたビジネスを構想中です。笑 食材が美味しい南あわじ市に移住してきたので、何かの形で地域に貢献していきたいと考えています。
Q5 平日・休日の過ごし方
幸代:今は家を大好きなハワイの田舎町のコンドミニアム風にしたいと思い、少しずつ仕上げていっています。リビングの家具は沖縄のハワイアン家具専門店で揃えています。あとは、車で観光地に出かけたり、近所や海辺を散歩したり、大好きな家でゆっくりしています。笑
Q6 田舎暮らしを考える人へのメッセージ
亀吉:子供時代は便利でせわしない都会で過ごし、社会の荒波に揉まれて生活する方がいいと思っているんです。その方が、田舎の優しさに気づけ、ワンランク上の田舎暮らしを送れるように思うんですよ。
幸代:ここには、都会にはない島ならではのおもしろい仕事があるので、我が家のような夫婦だけの世帯なら、プライベートな時間を優先し、短時間パートなどで働くなど、のんびりした暮らし方ができるのでオススメです。