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大田真也さん
志穂さん
Iターン(2016年5月)
出身地:真也さん 明石市、志穂さん 堺市
現住所:南あわじ市
職業:真也さん 「株式会社A&H」勤務
志穂さん 地域おこし協力隊
家族:夫婦、子供2人
お父さんが作った野菜っておいしい!!
Q1 田舎暮らしを考えたきっかけ
真也:僕らが出会ったのが淡路島で、とても気に入っていて、仕事の関係で淡路島を離れてからもいずれは淡路島で暮らしたいという想いがありました。
Q2 南あわじ市に移住したきっかけ
真也:高校生の頃は料理人になろうと思ったくらい、もともと「食」に関心があったので、転職して農業を始めようと思ったんです。農業をするなら自然が豊かで野菜がおいしい淡路島と思い、インターネットで求人募集しているところを探して辿り着いたのが南あわじ市にある今の会社です。
志穂:夫が転職して「農業がしたい!」と言ったからです。(笑)
これまで子供たちが別々の保育所に通ったり、自宅から随分離れた保育所の送り迎えなど経験してきました。ですから、家を探すよりもまず保育所を探し、途中入所にも関わらず、姉弟同じ保育所に入ることができました。すべて同時進行で私の仕事も探して「南あわじ市地域おこし協力隊」に採用され、すべてが市内でおさまり移住してきました。
Q3 南あわじ市の魅力・移住してよかったこと
真也:気候が良くて、晴れの日が気持ちいいですね。自分たちの仕事が子供にもシンプルに伝わり「お父さんが作った野菜っておいしい!!」と喜んでくれることが嬉しいです。
志穂:淡路島産、南あわじ市産の食べ物で食卓が埋まることが本当に嬉しいです。以前はメニューを決めてから食材を選んでいましたが、旬の素材からメニューを考えるように発想を変えたら、すごく面白いなって感じています。あと、空がすごく広くて風や香りを感じられるのがいいですね。関西圏であっても場所が変わるだけでこんなに景色が違うんだなと思います。
Q4 移住前に不安だったこと・移住して苦労したこと
真也:地域の人に受け入れられるかというくらいかな。都会から農業を始めに来てもすぐ辞めてしまう人もいて、職場の方や、地域の方にも「すぐ辞めてしまうのではないか」と不安に思われていたみたいですが、玉葱の収穫時期を乗り越えたこともあって、これからもやっていけると思ってもらえているようです。
志穂:子供が島外の大学に進学することを考えると収入面で不安は少しありますが、以前より支出が少ない生活ができているので大丈夫かな。
Q5 現在のお仕事
真也:「株式会社 A&H 」で農業をしています。体は疲れますが、自分たちで育てた野菜を収穫するという、成果が見えるシンプルな仕事にとても充実感を感じています。
志穂:以前の住まいでは市役所の臨時職員として働いていました。その時に、市役所の決めごとが自分たちの暮らしに直接関わってくることに気が付き、市役所の仕事と重なりながらも異なる形で、自分の住んでいるまちの人たちと関わる仕事がしたいと思うようになりました。「食育」にも関心が出てきて、今は、農畜水産物直売所<美菜恋来屋(みなこいこいや)>を拠点に働いています。
Q6 平日・休日の過ごし方
志穂:平日は、みんなで朝食をとり、夕食も一緒に食べています。夫は、前職では残業ばかりの毎日だったので、今のような生活スタイルは考えられませんでした。休日は島の各地でイベントがあるので家族で出かけています。
Q7 田舎暮らしを考える人へのメッセージ
真也:新しいことをするときには必ず不安はついてきます。僕らは不安だからやめたり、保険をかけて安全な道を行くのではなく、「チャレンジする」を選択しました。転職や移住を考えているときに「不安がなければチャレンジではない」という言葉に後押しされました。
何もないと思われている田舎には楽しいことがたくさんありますよ。(笑)
株式会社A&H
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農畜水産物直売所「美菜恋来屋」
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南あわじ市地域おこし協力隊