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川勝恵さん
Iターン
前住所:京都府京都市
出身地:京都府京都市
現住所:南あわじ市
職業:吉甚 バッタリ・カフェ
島民と島外の人々との出会いを繋ぎ結べるようにしていきたい
Q1 田舎暮らしを考えたきっかけ
荘厳な朝陽や夕陽に力を貰い、沼島の悠久の自然と時の流れを感じながら暮らしたいと思いました。
Q2 南あわじ市に移住したきっかけ
沼島での協力隊任期中に、沼島と沼島で出会う人達に益々魅力を感じ、卒隊後も暮らす事を決めました。
Q3 南あわじ市の魅力、移住して良かったこと
沼島と淡路島にまたがる南あわじ市で、良き生き方をされている沢山の方たちに出会い、連携できる事が魅力です。祈りの原点とも言うべき、祭や供養等、日々の行事に参加し、お手伝いできる事にも感謝しています。
Q4 移住前に不安だったことは
不安はありませんでした。何か起こったとき、自分がどうするのか知りたいと思っていました。皆さんにも支えられ助けて頂いて本当に有り難かったです。
Q5 現在のお仕事
これまで協力隊が運営していた沼島総合観光案内所「吉甚」が今春から民営化された事を受け継ぎ、「バッタリ・カフェ」と名付けた喫茶店として個人営業を始めました。土産物販売やおのころクルーズの取り次ぎを行ったり、ワークショップやマルシェ、イベント等のレンタルスペースとしてお貸ししたりしています。観光案内所は沼島出張所に移り、協力隊員が勤務しています。
Q6 地域おこし協力隊に応募したきっかけを教えてください
2013年に沼島と出会い通う間に、沼島の協力隊が居なくなり吉甚が運営出来ない状況を知りました。吉甚は島内外の人達にとって必要な場所だと思い2016年に協力隊に応募しました。
Q7 今後の目標を教えてください
「吉甚 バッタリ・カフェ」を「島の心のぬくもり場」として、島民と島外の人々との出会いを繋ぎ結べるようにしていきたいです。日本の原点である国生みの島で、誰もが集い憩い交流できる場になれるように願い務めます。
※「ぬくもり場」とは、昔、沼島で漁師らがたき火に集まって団らんしていた場所をいう。
Q8 平日・休日の過ごし方
淡路島の友人のお店で一息ついたりします。
新旧の友人を沼島でお迎えすることも増えてきました。
全くのプライベートタイムは、美術館や映画に行きます。
Q9 田舎暮らしを考える人へのメッセージ
私は、与えられた沼島での自分の役目を果たして行けるようにいつも祈っています。
田舎暮らしは個人の考えや想いだけでは成り立ちません。
その土地に根付いて来たものや事を知ろうとする姿勢も、相互間交流の第一歩なのではないでしょうか。
吉甚 バッタリ・カフェ
電話・FAX 0799-53-6665
沼島総合観光案内所 吉甚 よしじん