■冬の南あわじ市を彩るレタス
11月28日(日)、「あわじ島レタスの収穫体験」を淡路島希望食品有限会社(2525(ニコニコ)ファーム)で開催しました。
(なんと従業員全員、移住者さんだそうです!)
当日は天候にも恵まれ、阪神エリアから10名の参加者が集いました。

<当日のスケジュール>

1.農家さんによる『あわじ島レタス』の話

2.収穫体験と採れたてレタスの試食

3.ゲスト移住者(従業員の方々)のお話

4.参加者とのフリートーク

 

淡路島といえば、玉ねぎを連想される方が多いですが、冬は葉物野菜の栽培が盛ん。
なかでも南あわじ市はレタスの栽培が盛んで、「あわじ島レタス」という名前でブランド化もされています。
簡単な説明を聞いたあと、さっそく畑に向かいます。
農場はとっても広く、小さめの畑を越えて歩いて行くと、一番奥にドーンと広がる大きな農場に到着。
ここにはなんと6600株ものレタスが植わっているそうです。
畑に到着すると、収穫方法の説明がスタート。食べ頃のレタスを見分けるコツはしっかり結球しているかチェックすることだそう。
良い感じのレタスを収穫するため、みなさん真剣な表情で畑を探索していました。

 



■従業員の方から農家の日常を聞く
収穫が終わると倉庫に戻り、レタス農家についてのお話を聞きながら、レタスの試食会を行いました。
レタス農家さんはだいたい朝3時に起床、5時ごろまでに出荷の準備を済ませて農協に納品、
そしてまた畑に戻って収穫の続きを行います。一度に多くできても収穫が追いつかないので、
少しずつ収穫できるように区画ごとに品種を変えて作付けするなど、いろいろな工夫をしているそうです。

さらに、南あわじの農家さんは三毛作が基本で、「レタス→玉ねぎ→お米、田植え」の流れが終わるとお盆過ぎまでお休みで、秋から稲刈り。
それが終わるとレタスの種まきという形でほぼ一年中何かを作っているそうです。
その後の移住者トークでも、従業員の方から農業と移住についていろいろなお話を聞いたのですが、
本当にみなさん「農業が好き!」という気持ちが強くて驚きました。
最後に、参加者の方から「おすすめの食べ方を教えてほしい」との質問があり、皆さん口を揃えて答えたのは「レタスしゃぶしゃぶ!」
一度に大量のレタスを消費するので、レタスをたくさん貰いすぎた時にお薦めのメニューだそうです。
レタスと豚肉、しゃぶしゃぶのタレがあれば簡単にできるので、ぜひ作ってみてください。

今後も、移住を希望される方にとって有意義なイベントを開催していく予定ですので、
ぜひ気軽にご参加いただき、南あわじ市の魅力を知るきっかけにしていただけたらと思います。